FXトレーダーのJUKEBLOG

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投資初心者が絶対に守るべきこと


まずこの投資初心者が絶対に守るべきことを書く前に、
理解しておかなければならないことがあるので少し前置きを書いておきます。


相場とは


1.
商品が取引される、その時その時の値段。市価。時価。比喩的に、ねうち。
2.
現物をやりとりせず、相場の変動に応じて株券などを売買して利益を得る、投機的取引。


です。ものにはそれぞれそれに値する価値というものが存在します。
価値というものは当然ながら変動します。


それは需要と供給によって変動するものです。それだけ覚えておけば充分です。
さて、前置きが長くなるのは嫌いなので、FXの話に戻しましょう。


各国の通貨にはそれぞれ価値があります。
一般的に言えば、裕福な国の価値は高く、貧乏な国の価値は低いです。


2021年3月現在で言うと、
アメリカは裕福なのでUSDの需要は高く、

トルコは貧乏なのでTRYの需要は低いです。


よって、通貨ペアUSDTRYは長期で見ると上昇傾向にあります。

通貨ペアの左側(USD)の需要が高まっている、もしくは
通貨ペアの右側(TRY)の需要が下がっている場合、

チャートは上昇することになります。


これだけ覚えておけば充分です。ここテストに出ます。



相場は2つだけ


トレンド相場とレンジ相場、この2つだけしかありません。


トレンド相場とは、


市場に一方向のトレンド(方向性)が出ている状態のことをいいます。


レンジ相場とは、


ボックス圏相場のことです。 一定の変動幅の中で価格が上がったり、下がったりを何度も繰り返す状態です。


詳しくはグーグル先生に聞いてください。



初心者が手を出してはいけない相場


初心者は
「誰が見てもトレンドが出ている相場でのみ取引する」
「トレンド方向にのみ売買する」

以上の2点を守ってください。


重要なのでもう一回言います。
誰がどう見てもトレンドが出ていて、その流れの方向に乗っかるということです。
絶対です。


よって、先の話に戻ると、USDTRYは長期足で見ると上昇傾向にあります。


この通貨ペアでLONG(買い)するということは、USDをTRYで買う
この通貨ペアでSHORT(売り)するということは、USDをTRYで売る


ということになります。なのでこの通貨ペアではLONGのみしても良いということになります。それでも負けることは当然あります。
これはセンスとかそういう問題ではなく、正しい見方が出来ていないだけです。


逆張りはNG!


初心者の方で良く聞くのは、いきなり逆張り手法を学ぶというパターンです。
スクール講師の立場上、情報商材屋の手法を見る機会は多いですが、
逆張り手法というものをよく見かけます。


逆張り手法というのは単純で教えやすいから販売されているんですね。


手法の売り切りをする人たちは売れればさようならですから、勝っても負けても関係ないんです。


初心者で典型的な陥りがちなパターンです。
この記事を見たあなたは、いきなり逆張り手法というものには手を出さないようにしてください。


はっきり言います。


トレンドの流れに乗って利益を出せなければ、逆張りで勝つなんて無理です。


逆張りというのはトレンドを理解している人しか利益出せないんですから当たり前ですよね。この辺の原理原則を理解していないと勝てるわけないんです。


なので初心者はトレンド相場でトレンド方向に売買していきましょう。

FX初心者に向いている時間足について


時間足には様々な時間足が存在します。代表的な時間足は下記のものになります。


月足、週足、日足、4h足、1h足、30M足、15M足、5M足、1M足


使用する時間足によってトレードの名前が異なります。スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、主にこの3つに分類されます。


【スキャルピングトレード】


保有時間:1分~1時間程度


使用する時間足:1M足、5M足(15M足)


【デイトレード】


保有時間:1時間~12時間程度(長い時は数日程度)


使用する時間足:(15M足)、1h足、(4h足)


私が講師を務めるスクールでも1h足でトレードしており、デイトレードに分類されます。私自身も1h足でのみ取引しています。


【スイングトレード】


保有時間:1日~数週間(長い時は1年程度)


使用する時間足:(4h足)日足、週足(月足)


様々なトレーダーが様々な時間足で取引をしています。ほとんどのトレーダーがマルチタイムフレームと言って、複数の時間足を見て売買の判断をしていますが、メインとしてみるのは1つです。


FX初心者は1h足、もしくは4h足で取引すること


1h足もしくは4h足で取引することをお勧めします。理由は大きく分けて2つ。


①短期足はノイズが大きい


短い時間足では5~20pips(0.05~0.2円)程度の小さな値動きでも、大きく動いているように感じます。そのため、Entry直後に逆行して損切してしまった後で順行する、という頻度が上がり、マインドが確立していない状態では、ルール通りやっていて負けてもメンタルがやられてしまうということがあります。


②長期足は練習の機会が少ない


初心者は実際の取引経験をしっかりと積んでいく必要があります。重要なのは負けを積み重ねることです。負けないトレーダーなんてこの世に存在しません。トレード歴10年を超えるベテラントレーダーでも毎日当たり前のように損切しています。ルール通りの損切は、ルール以外の勝ちよりも大きな価値を持ちます。この辺はまた別の記事で書いていきます。


他にも経済指標を避けやすい、寝る前に決済できる、というメリットは様々あります。ここでは、あまり深堀して話はしませんが、まずは1h、4hでのんびりじっくり取引しましょう。


そして、重要なのは手動でさくさく決済しないこと。最初に立てた損切位置、利確位置までしっかり耐えた方が良いです。その理由はやっていくとわかります。取引になれるまでは手動決済はだめです。

検証の重要性 その2

前の記事では検証の重要性について触れました。


検証の重要性をテニスに例えてお伝えしましたが、ここではさらに深堀して話していきます。


なぜ検証が重要なのか、私が考えるところは、以下の3つです。


①手法(ルール)を使いこなせるようになる


②過去チャートで試してみて本当に勝てる手法なのかを確認するため


③勝てるとわかっているルール以外で取引しないため



過去チャートでしっかり練習したらその手法以外では打ちたくなくなる。


それでは、簡単に説明していきます。



①手法(ルール)を使いこなせるようになる
安定して勝つためには、手法というものが必要になります。
手法というのは、どこでEntryして、どこで決済するのか、それを明確に示したルールのことです。


この辺の話は追って話すとして、ここではそういうものだと理解して下さい。
よって、自分で手法を作り出す、情報商材屋で手法を購入する、スクールに入って手法を学ぶ、
ということが必要になります。


料理に例えると、カレーを作るときは水とルーの量を守りましょう
運転に例えると、左に曲がりたいなら左にハンドルを切りましょう


簡単に言うと、以上のことです。これが手法(ルール)を守るということです。


検証作業というのは、テニスに言い換えると、素振りみたいなものです。


ひたすら正しい素振りをすると、意識しなくてもできますよね?


テイクバックするときは8の字を書いて後ろに引いて、
インパクトの時は腰を入れて、
フォロースルーは首に巻き付けるように


正しい素振りをひたすらすることで、勝手に身にしみこんでいるはずです。
試合中こんなことを考えているプロスポーツ選手なんていないですよね?
他に考えることが多いので、こんなことは当たり前に出来る必要があります。


トレードも同じです。
習ったことをひたすら過去チャートで
Entry⇒決済、Entry⇒決済、、、、、、、、、、、、、Entry⇒決済
をひたすら繰り返します。


この手法を自分の中でしっかり落とし込む必要があるためです。わかっているつもりが、ルールを守れていないということはままあります。練習をして、その練習結果を見返して、しっかりルール通りに出来ているか、ということが初期の段階では必要になるのです。
出来れば第3者に判断してもらう方が上達は早くなりますが、自己チェックで上達することも可能です。



②過去チャートで試してみて本当に勝てる手法なのかを確認するため
教える側の立場としては、「だれでも」「簡単に」という手法であることを目指します。「100人いたら100人全員同じところでEntryして、同じところで決済して、全員勝ちで終わりました。」というのが理想でしょう。


しかし、そんな手法ははっきり言ってありません。


仮にあったとしてもそれは既に全員に知れ渡っており、その手法の優位性は消失しているでしょう。


どこまでいっても裁量というものが入ってきます。


100人いても考え方、実力、個性、性格などが異なるので、ずれるのは当たり前です。この辺を語りだすとそれだけで100記事くらい書けますので、ここでは控えます。はっきり言いましょう。


あなたが世界一利益を上げているトレーダーの手法を持っていても、
あなたがトレードをやっても必ず勝つ(利益を上げる)わけではない、
ということです。


その手法を手に入れたのであれば、あなたの考え方、あなたの実力で実際に利益が出るのかを過去チャートで確認する必要があります。



③勝てるとわかっているルール以外で取引しないため
過去チャートでしっかり勝てることを確認した後で、ではいざ実戦となったとき、自分のルール以外でEntryあるいは決済してしまうことを初心者の方はやってしまいます。
ルール通りやれば、勝てるということがわかっているにも関わらず、それ以外のことをやってしまうのです。不思議です。


3つのMのうちの、『マインド』がしっかりしている方には無縁の話ですが、初心者では陥りやすいミスになります。その辺の話も別記事で書くとして。。その陥りがちなミスを防止するためにも検証ということは重要になってきます。


①で話した素振りの話に戻ります。


ひたすら練習した素振りで勝てることがわかったら、それ以外を試合で使うのはあほらしいと思うんです。というか、既にもう他の振り方をできなくなります。


以上の理由から検証ということが常に勝っていく上で重要なことになります。


正しい検証の仕方がわからない方、個別にメッセージくださいましたら、アドバイスできることがありますので、良かったらどうぞ。


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