FX初心者に向いている通貨ペア
世界中には様々な通貨ペアが存在します。
海外旅行の経験がある方はアメリカドルやユーロなど馴染みのある通貨に両替をされた経験もあると思います。
中でも「アメリカドルUSDJPY(米ドル)」は、毎日のニュースでも
「現在の東京外国為替の円相場は1ドル○○円と円高で推移しております。」
というニュースが流れているように日常生活においても頻繁に耳にします。
このアメリカドルと円の通貨ペアは、FXではドル円という言い方をします。
そしてこの通貨ペアが日本人にとって一番身近な通貨であると共に、FX初心者にとっては最も取引しやすい通貨になります。
ドル円がFX初心者に取引しやすいのはなぜなのか?
ドルと円の通貨の取引は、他の通貨に比べて値動き(ローソク足の上下動)が小さく、値動きのスピードも比較的緩やかな傾向にあり初心者向きと言われます。
アメリカドルと円は世界を代表する通貨となっており、世界の取引総量はユーロとドルに続き第2位の通貨ペアだと言われています。そのため、一部の投資家による思惑だけでは資金が足りずに大きな値動きを見せる事ができないのです。値動きが小さい通貨ペアの特徴について主に3つあります。トレードを始める前にこの特徴をしっかりと抑えておきましょう。
①値動きが小さいために利益と損益が出にくい。
値動きが小さいため、大きな利益は期待できません。
しかし、反対に思った方向と逆方向へと相場が動いた
場合でも大きな損失を出さないのです。
②短時間でも大きな値動きが少ない。
先に書いたように総取引量の多い通貨ペアとなるために、
一部の投資家の影響を余り受けずに済み、そのため短時間に大量の
取引の注文を出し値動きをさせる、いわゆる「ストップ狩り」と
呼ばれる個人投資家を狙い撃ちにするような動きが起きにくいと言う特徴があります。
もちろん値動きが小さいため、どうしても短い取引では大きな利益を
上げる事が難しくなります。しかし、反対に思った方向と逆方向へと
相場が動いた場合でも大きな損失を出さないで済みます。
③緩やかな値動きの為、時間をつかってトレードの戦略を練ることができる。
値動きが他の通貨と比べると穏やかなために、現在のトレードの世界にある
スピーディな判断がひつようとされるFXの取引の中、初心者トレーダーにとって非常に大切な思考時間を比較的に長く得る事ができます。
また、日本はアメリカと経済上においても密接な関わりを持っているため、
日常流れているニュースもアメリカについて沢山取り上げてくれています。
知らず知らずの内にアメリカについての知識を得ています。
特に最近ではバイデン大統領就任後、取り上げられるニュースも多く
アメリカドルの取引に影響する話題が多くあります。
そう言う意味でもアメリカドルと日本円の通貨ペアでの取引は、
FX初心者にとって良い選択だと考えられています。
ドル円は初心者がレバレッジの機能性を学ぶのに最適
「FXの最大の魅了はレバレッジをかけた取引にある」
とも言われていますがドル円の通貨ペアで取引を開始する事はレバレッジをかけた取引を最初に学ぶのに最適です。レバレッジをかけるという事は、大きな利益を得るための大きな破壊力を持つ代わりに、大きな損失をだすことも十分に考えられます。しかしながら、FXで大きな利益を出すことを考えるとレバレッジは必要不可欠の存在となります。
ドル円は上でも紹介しましたが、他の通貨と比較しても穏やかな動きをする通貨ペアであるため、
強制的にロスカットにあったりといった可能性も他の通貨に比べて低いのも特徴です。
そこで、その特徴を利用して
「どれほどのレバレッジを掛けると、どれだけ
のリスクがあるのか?」
を学んでおきたいところです。
ドル円で学んだレバレッジとリスクに対する感覚は、
他の通貨ペアを取引する際にも使えるので非常に重宝します。
リスクを小さくしながらレバレッジの効果と特徴を学べるので、
初心者の方は是非その事を意識した取引を心掛けたいところです。
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