GRIT(やり抜く力)から学ぶ④:GRITを内側から伸ばす方法
シリーズ①~③の中でGRITの重要性を紹介してきました。
本日はGRITを内側から伸ばす方法について紹介していきます。
早速ですが、重要な要素は以下の4つです。
「興味」「練習」「目的」「希望」
それではひとつずつ深堀して話していきます。
「興味」を結びつける
自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。
実はこれ非常に重要だと思います。やり抜く力は「情熱」と「粘り強さ」が重要とシリーズ①にて紹介しました。
私の事例を紹介します。(詳細はプロフィールに記載していますので概要のみ)
私がサラリーマンをしていた頃、2018年に仮想通貨が大暴騰しました。うまく利確できず、悔しい思いからチャートを勉強するようになりました。
この時、びびっと来たんです。
チャートを見るのが楽しくて楽しくて仕方がない。
チャートパターンの見方、ローソク足のプライスアクション、ファンダメンタル分析、色々と独学で学んでいくうちに、知識がどんどん入ってきて、見えてくるものがありました。
時間なんてあっという間に過ぎ、毎日が楽しくて仕方ないと思いました。そこからプロのトレーダーを目指すようになりました。
何が言いたいかと言うと、
その道のエキスパートと呼ばれる偉大な人たちは、自分の仕事が大好きだと答える傾向が高いということです。
自分の好きなことを仕事にすることは難しいとは思います。
しかし、自分の仕事を好きになるように仕向けることは出来ると考えています。
私は前職ではそれを感じることが出来なかったのですぱっと辞めましたが^^;
成功する「練習」の法則
意図的な練習を行うには1日3時間程度が限界だと思います。しかし、この意図的な練習は極めて大変で少しも楽しくないものです。
それでも練習というものは必要なんです。やるしかない。
では、意図的な練習をどうこなしていけば良いのか?本では色々と書いてありましたが、整理すると大きく2つ。
「知識の根は苦いが、その実は甘い」という考え方を持つ
練習(知識を得ること)はつらいけど、その成果は他に代え難い旨味があるということをしっかり認識するということです。
本ではこうも記載されていました。
「非常な努力を要するとしても、これは努力する価値のあることで、頑張ればきっと習得できる。それに学んだことを実践するのは、自分という人間を表現することにもなり、願望の実現にもつながる。そう思えばつらくないはずだ。」
「努力の結果が出たときの高揚感がクセになる」
このマインドは難しいですが、成功するためには必要になります。全員が全員、この練習を出来ないわけですから、成功者と失敗者が生まれるわけです。
毎日、同じ時間、同じ場所での習慣を作る。
これは以前紹介したアクショントリガーの話になるので、空いた時間にこちらの記事を見て下さい↓
「目的」を見出す
レンガ職人の例がおもしろかったので、転記します。
ある人がレンガ職人に「何をしているんですか?」と尋ねた。すると、三者三様の答えが返ってきた。
1番目の職人は「レンガを積んでるんですよ」
2番目の職人は「教会を作っているんですよ」
3番目の職人は「歴史に残る大聖堂を造っているんですよ」
実に興味深い話ですね。彼らのレンガ積みは
1番目のレンガ積みは「単なる仕事」に過ぎない。
2番目のレンガ積みは「キャリア」に過ぎない。
3番目のレンガ積みは「レンガ積みという職業は天職である」ことを意味する。
3番目の職人の考え方で仕事をしているのはごく一部だと思います。人が喜んでくれるような仕事をなしえたいという立派なたとえ話です。しかしこの目的はもっと自分のために、などでも良いでしょう。考え方はひとそれぞれです。
しかし、意義を感じない仕事を続けることは耐えられない、つまり、やり抜く力が低くなる、というのは事実。
いかにこういったマインドに近づけるかが重要ということです。
この「希望」が背中を押す
自分なりに一生懸命努力しているのに、一向に成績が残せない、という経験をしたことがありませんか?
人間は手ごたえがないと「学習性無力感」にハマってしまうんです。
「無力な自分には今の状況を変えることはできない」と悲観的に感じてしまうのです。
成功者の中には楽観主義者が多いと言われています。
物事を楽観的に考えるように意識すると良いと思います。
具体例として1つだけ挙げると。
FXのトレードで損失を出してしまった場合、
「自分にはやはり向いていない」、と考えるのではなく、
「成功するための失敗を一つ経験できた」と考えるのです。
このマインドは絶対に必要なことです。
FXでこの4つの要素を例に挙げる
「興味」・・・トレードの学習を好きになる努力をする
「練習」・・・トレードの学習を耐え抜くマインドの確立と仕組みづくり
「目的」・・・資産を増やしたい、お金持ちになりたい
「希望」・・・なかなか勝てなくても、いずれ勝てるようになる
これらのマインドをしっかり持つことでやり抜く力を内面から伸ばせると思います。
まとめ
これらの4つの要素はもともと「あるかないか」という性質のものではありません。
「興味」の対象は自分で見つけることが出来る。
「練習」の習慣は自分で身につけることが出来る。
「目的」の意識を養い、深い意義を感じることが出来る。
「希望」を持つことも自らで学ぶことが出来る。
つまり、やり抜く力を内側から伸ばすことは可能なわけです。
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併せてご一読ください^^
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