資金管理をするための具体的な行動
それでは具体的な資金管理についての方法を紹介していきたいと思います。
最初の手順として、自分がどれくらいの負けを許容するかを考えるということです。
より具体的に言うと、
『負ける場合は何pipsまでなら許容できるか』
ということです。最初に負けを想像するなんて勝気あるのか?と思われるかもしれませんが、実はこれが一番重要なのです。
次に、設定した取引を行う水準からどれくらいの利益が望めるかについて想像をします。この想像すべき利益は、基本的にはどのくらいの時間の取引を行うかによって比例させる必要があります。
もしも1日~2日後に利益の確定を行う取引を想定しているのに、利益確定のラインが10pips(10銭)程度の利益を想定しているのであれば、リスクに対してのリワードが釣り合いません。
受け入れられるリスクまでの損切りのラインをしっかりと決めその損切りに対してリワードという見返りがしっかりと確保できるのか?
そのトレードは損切りを受け入れるまでの価値のあるトレードなのかということを見極めます。
損切りのラインは利食いのラインとの関連性が必要です。
もしも、狙っている利益が10pipsで損切りのラインが100pipsと余りにもかけ離れているような設定をしてしまっていれば、利益の追求が甘いか損切りラインが広すぎる可能性があります。
例えばこの場合だと10勝1敗の取引で利益と損が無いトントンの取引となります。
リスクに対してのリワードの割合がこれではFXで自分の資金をさらけだしてまで、トレードをする意味がなくなってしまいます。
それぞれがどういうトレードをしていきたいかにもよりますが、
リスク:リワード=1:1.5
勝率 50%
あれば十分に利益は残っていくのです。私も毎月この数値を目指してトレードをしています。
ここまでできれば少なくとも大きな負けというものは防ぐことができていると思います。FXは大敗さえしなければ何処かで必ず自分の取引スタイルに適した相場がやってきます。その相場がくれば後は流れに乗るだけになります。
次の記事では「トレードのやり方」について書いています。
引き続きご覧ください。
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