お金をお金と思ってはいけない
これはFXで安定して勝っていく上で重要なマインドです。私の周りにいる安定して勝っているトレーダー仲間と話をしていても、みんな同じことを言います。
トレーダーは証拠金(FXの種銭)のことをお金と思っていないんです。
何を言っているかと言うと、
証拠金はただの数字
と考えているということです。
不思議なことに、安定して勝てるようになってきたら、証拠金が増えようが、減ろうがお金が増えた/減ったという感覚がなくなってくるんです。これが実は安定してFXで勝てるようになるポイントのひとつになってきます。
なぜお金と思わない方が良いのか?
お金が増えた、減ったというのを常に考えていると、トレードにどう悪影響を与えるのかを考えると明白です。具体例を挙げて説明します。
【具体例①】エントリー後に順行して含み益が出た場合
エントリーして、1万円の含み益が出ている状況。ルール的には3万円で利益を確定してはいけない。としましょう。初心者はその取引の最中に、
この1万円があれば、何が出来る?
と考えてしまいます。
「おいしい焼肉が食べれる!」など自分の欲望を考えてしまい、平常心を保って冷静な判断力を失います。
そしてこの利益が5千円まで目減りしたとき、
「あーぁ、せっかくおいしい焼肉が食べれると思ったのに」
「でもまぁ、これだけあったらおいしい焼き鳥くらいは食べれるか」
「まだルール的には決済してはいけないけどもういいや」
と、最初の計画では、本来耐えなければいけない水準であるにも関わらず、
それを失う恐怖によってポジションを解消してしまうのです。
利益を確定した後で、3万円の利益が獲得できる価格まで伸びてしまう。。
この経験は必ず1度はやってしまうミスでしょう。
【具体例②】エントリー後に逆行して含み損が出てしまったケース
エントリーして、1万円の含み損が出ている状況。ルール的には3万円まで損失を確定してはいけない。としましょう。この場合も同じです。
1万円の損失が出ている状況で、
「これが3万円まで膨れてしまったらどうしよう。」
この2万円があったら好きなこと出来る、という恐怖が生まれてしまい、
最初の計画を無視してポジションを解消してしまうのです。
1万円で損失を確定した後で、3万円の利益が獲得できる価格まで伸びてしまう。。
この経験も必ず1度はやってしまうでしょう。
まとめ
お金は大事です。
お金を失う恐怖というのは私ももちろんそうですが、誰しもが持ち合わせていると思います。
しかし、ことトレードにおいてはこの感情を排除しなければなりません。
この感情、このミスをいかに排除するかについては、明日の記事で書いていきます。
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