バンドワゴン効果とは
バンドワゴン効果とは、FXに限らず、株や金融商品をされている方には知っておいてほしい言葉です。バンドワゴンとは、音楽が鳴っている車のことです。
イメージしてください。
スピーカーを積んで音楽を鳴らしているバンドワゴンが道路を進行しています。最初はそれについて歩いている人はごく少数の人数です。
それを見た傍観者たちはなんだか楽しそうだと、後方についていき、徐々に参加人数が増え、バンドワゴンは大盛況になっていきます。
人数が多くなってきたころ、最初からパーティーに参加していた人々は離れていきます。
バンドワゴンは人数が増え続け、身動きが取れない状況になっていきます。進行速度も徐々に遅くなり、最終的には前に進むことも困難な状況になります。すると、バンドワゴンは完全に停止し、さらに群衆が群がっていきます。
バンドワゴンは常に動き続けるものなので、停止することは不自然なものです。前に進めないとなったら、バンドワゴンに飛び乗っている人々や後ろに群がる群衆をなぎ払うように後退をします。
ここでうまく飛び降りれなかった人はけがをしながら、さらにバンドワゴンは負荷を減らすべく、後退をつづけます。
すると、パニックが生じて、まだバンドワゴンから離れていない群衆は大けがをしながら逃げまどいます。
一定以上バックしたらバンドワゴンの負荷が減り、再度前進します。
するとどうでしょう。そのバンドワゴンには、パーティーに最初から参加していた人たちがいつのまにかバンドワゴンに乗って、楽しそうに行進をしているのです。
というお話です。
つまり何が言いたいのかというと、今のビットコインはそういう状態です。
バンドワゴン=ビットコインの価格
最初にパーティーに参加していた人=プロのトレーダー(投資家)
途中で群衆に参加した人=アマチュアトレーダー(投資家)
最後に群衆に参加した人=投資の知識を持たない素人
と置き換えていただければわかりやすいと思います。
価格も行き過ぎてしまったら買いが支配しすぎて、これ以上前進できないようになります。パニックを起こして投げ売りすることになるのです。
このように、価格が上昇しきったときには既にプロは離れるということです。初心者が買いたい時は、プロが売りたい時ということはままあります。
まとめ
チャートが見れない状態で株や金融商品に手を出すとこのように高値掴みということをやってしまいがちなので、それは辞めましょう。
まずはチャートの勉強を少しずつ進めていただければ幸いです。
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