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【FX初心者向け】なぜ価格が動くのか<中編>

次は後編でチャートで解説!と考えていました。
しかし、この話も知っておく必要があると思ったので、中編の記事を作成しました。


これだけは覚えてほしい。


需要曲線と供給曲線の話です。
これらがモノの価格が決まるロジック。
シンプルなので一度覚えてしまえば応用が利きます。


この需要曲線と供給曲線は、FXで勝つためのテクニカル分析に役立ちますし、それ以外にもビジネスや日常生活でも役立つでしょう。


経済のことを全く知らない方は絶対に読んだ方がいいと思います。


小学生でもわかるように!世界で一番わかりやすく!を意識して書いてみました。



需要曲線と供給曲線
言葉の意味を一応説明しますが、図で見てもらえればわかります。


需要曲線とは、


どの価格になったとき、欲しい(買いたい)人がどれだけいるのかを示す曲線です。


まだこれだけではなんのことやらだと思うので、実際にこの図を見てください。



前回の記事でマスクをテーマに書いたのでその続きの話です。


2021年4月11日現在、1000円のごく一般的な不織布マスクが売られていたら買う人なんてほとんどいません。それは1000円であれば買いたいと思う人がほとんどいないからです。


でも1円ならみんな欲しいと思うはずです。たくさん売れる、つまり需要が高いということです。


消費者目線で考えてください。


安いほどたくさん買いたいですよね。


需要曲線はこれだけ覚えておけばOK。


次に供給曲線の話。


供給曲線とは、


どの価格になったとき、供給したい(売りたい)人がどれだけいるのかを示す曲線です。


需要曲線の反対です。難しく考える必要はなく、次の図を見れば一発解決。


供給者(マスク製造会社)目線で考えてください。


高いほどたくさん売りたいですよね。


マスク1000円で売れるならなんぼでも売りたい!当然の考えです。


これを理解出来たら、需要曲線、供給曲線は完全マスターです。


需要-供給曲線で価格は決まる
ここからが本題です。モノの価格が決まるロジック。


最初の図(需要曲線)と2つ目の図(供給曲線)を1つのグラフで表したものが下の物です。

この需要曲線と供給曲線の交点がマスクの適正価格(10円)ということになります。


めっちゃシンプルですよね。


今のマスクの価格は50枚入り500円程度ですので、約10円です。コロナ流行前の価格もこれくらいの水準で販売されていましたので、現在のところは適正な価格で落ち着いていると思います。


ちなみにコロナ第1波と呼ばれる2020年4月中旬あたりは下のような感じだったのではないでしょうか。

(対数曲線のグラフで書けばよかったと今さら後悔していますがお許しを。イメージが出来ればOKです。)


こういう現象が起こったので、2020年4月のマスク平均価格は78円まで高騰したのです。


では何が起こっているのか、この図を解説します。


供給できる量はそのままなので供給曲線はそのまま。単純に需要のみ増えた。


と考えてください。よって、需要曲線だけ右にずれます。


なぜ図のように右にずらしているかと言うと、


高い価格帯では買いたい人(量)なんてほとんどなかったのに、高くても買いたい人(量)が増えたからです。


よって、需要曲線と供給曲線の交点が変化し、価格が上がっているということですよね。


これでモノの価格が決まるロジックを完全理解したのではないでしょうか?


まとめ
FXの話から少し逸れましたがこれを理解しておいてほしかったのです。これを理解しておかないと、チャートの話をしても少しピンとこないと思ったので話をまとめてみました。


次はいよいよFXの話に戻って解説します。


実際にチャートを使って解説していきます。


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